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パラレルワールド方式で巻き起こる問題

2016年06月30日

オンラインゲームを支える技術という本の243ページに興味深い記述があったため、まるまる引用させてもらおう。

パラレルワールド方式はプレイヤーにとってはほかのワールドのプレイヤーと一緒にプレイを楽しむことができないという不便が強いられるうえ、運営開始してから時間が経過しユーザが減ったときに、さらに強い「過疎感」を生む原因となります。これは、空間をコピーする方法による問題より深刻です。

たとえばゲームの運営を開始した初年度に1万人のユーザがいて、ワールドを4つまで増やした後、3年経って合計ユーザが3000人に減少しているとき、ワールドが4つのままだと1ワールドあたりの人数が初期よりもかなり減ってしまうという問題です。

これを解決するためには「ワールドの統合」という処理をする必要が生じます。しかしこれは実際にはそう簡単にできることではありません。多くのユーザはゲームの時間が経過していく中で、各ワールドの中で独自の人脈を形成し、コミュニティやユーザグループ、独自の作法や文化を作り出しているので、単に人数が減ったのでワールドを統合するということ以上の影響をユーザコミュニティにもたらすのです。それをきっかけに大量のプレイヤーが一気にゲームをやめてしまうといったことも起こり得ます。

ここで言うワールドとはメイプルストーリーで言うサーバーのことです。今メイプルストーリーでは上記のような作業が行われている訳なのです。

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